日本と異なるハワイの交通ルール

ハワイ(アメリカ)の交通ルールは日本と異なる点が多々ありますが、「これだけは覚えておきたい。」、「知らないと危険。」と思われる交通ルールをご紹介します。

ハワイは右側通行
アメリカの交通ルールと言えばまず最初に思い浮かぶのがこれではないでしょうか。日本は右ハンドルで左側通行、アメリカは左ハンドルで右側通行、全くの逆です。ちなみにアクセルとブレーキの位置は同じですが、ウィンカーとワイパーの位置は左右逆です。ウィンドウ側がウィンカーと覚えておきましょう。さて、右側通行に不慣れな日本人がやってしまいがちな失敗は、左折時に対向車線(左側)に侵入してしまうことです。これは大変危険なので特に注意してください。追い抜き車線も左側ですよ。

ハワイは右側通行

標識の数字の単位はmile(マイル)
道路標識に表示されている速度や距離などの数値の単位はmileです。1mileはおよそ1.6kmです。日本の感覚ですとついついスピードが出てしまいますが、時速50mile/hは80km/hとなりますので気を付けましょう。

標識の数字の単位はmile(マイル)

赤信号でも右折可能
日本とは違い、直進方向の信号が赤でも右折(日本では左折)が可能です。ただし、「必ず一時停止をして安全が確認出来てから。」という条件があります。標識で禁止されている交差点もありますので見落とさないように注意しましょう。また、交差する道路が一方通行の場合は信号が赤でも左折できます。

ハワイでは進行方向が赤信号でも右折可能

クロスウォーク法(横断歩道法)
車社会のアメリカと言えど、歩行者優先は日本と変わりません。歩行者が横断歩道を渡る際は、横断歩道の中央を過ぎるまで停止しなくてはなりません。

クロスウォーク法(横断歩道法)

蓋・栓の空いたアルコール飲料を車内に置かない
アメリカは飲酒運転に対して日本以上に厳しく、同乗者の飲酒にとどまらず蓋や栓の空いたアルコール飲料が車内に置いてあるだけでも違反となります。「アルコール類は全てトランクへ。」と覚えておきましょう。

蓋・栓の空いたアルコール飲料を車内に置かない

シートベルトとチャイルドシート着用の義務
ハワイでは後部座席を含む全席でのシートベルト着用が義務付けられています。また、8歳未満の子供を同乗させる場合は年齢や体格に応じた補助シートを装着しなければなりません。Aloha Auto Rentalsでは無料で補助シートをレンタルしています。是非ご利用ください。

  • 2歳未満で体重9kgまでの乳幼児は、ベビーシートまたはチャイルドシートを後部座席で後ろ向きに装着して着用
  • 2歳以上4歳未満は、ベビーシート、またはチャイルドシードを後部座席で着用
  • 4歳以上10歳未満は、チャイルドシートまたはブースターシートを後部座席で着用。ただし、身長145cm以上は通常のシートベルトでも可。
  • 13歳未満は後部座席で通常のシートベルト着用。(助手席には座れません)
シートベルトとチャイルドシート着用の義務

電子機器の使用禁止
スマートフォンやデジタルカメラなどの電子機器の操作は禁止されています。運転中はもちろん信号で止まっている時も同様です。電子機器の使用は安全な場所に停車しエンジンを切った状態で行いましょう。

電子機器の使用禁止

緊急車両走行時は完全停止
救急車・消防車・パトカーなどの緊急車両がサイレンを鳴らしながら走って来たら、徐行ではなく道路右側に車を寄せて完全停止して道を譲りましょう。緊急車両が対向車線を走行してきた場合でも同じです。

緊急車両走行時は完全停止

スクールバスがストップサインを出して停車したら必ず停車
ハワイでは真っ黄色のスクールバスをよく見かけますが、このバスがストップサインを出して停車した場合は必ずその場で停車して、バスの発進を待ってください。バスが対向車線に停車した場合も同様です。追い越すなんてもっての外で、違反した場合はキツイ罰金刑が待っています。子供たちの登下校時間を走る場合は特に注意してください。

スクールバスがストップサインを出して停車したら必ず停車

ポリス・パトカーに停車を命じられたら即停車し運転席で待機
交通違反をしてポリスに捕まった場合は素直に安全な場所に停車し、手はハンドルの上に置いて運転席で待機しましょう。話をしようとして車から降りてはいけません。少しでも抵抗の意思がある素振りをみせると銃を抜かれ、最悪撃たれる場合もあります。

ポリス・パトカーに停車を命じられたら即停車し運転席で待機